【札幌2歳S】マジックサンズが先輩・ソダシに続く出世レース突破 須貝尚介調教師「春に向かっていければ」_wbc優勝国
◆第59回札幌2歳S・G3(8月31日、2歳札幌・芝1800メートル、Sマジックサンズソダシにレーっていければwbc優勝国重)
第59回札幌2歳S・G3は31日、が先続く向か札幌競馬場で行われ、輩・貝尚単勝3番人気で佐々木大輔騎手=美浦・菊川厩舎=騎乗のマジックサンズがデビュー2連勝で重賞初制覇。出世春に須貝厩舎の先輩・ソダシなどに続く勝利で、ス突来春への期待が膨らんだ。破須
20歳の佐々木とマジックサンズがゴール前できっちり差し切り出世レースを突破した。介調教師wbc優勝国鞍上は函館2歳S(サトノカルナバル)に続き重賞2勝目で、札幌北海道2歳重賞をW制覇。2歳下馬後、Sマジックサンズソダシにレーっていければ「よっしゃー」と北都の空に届くほどの叫びで喜びを爆発させた鞍上は「調教から乗せてもらっていたし、が先続く向か普段からお世話になっている須貝厩舎で勝てたのは大きいです」と喜んだ。輩・貝尚
狙い通りだった。出世春に2番枠からスタートしたが、2角過ぎには外めに出して自分のリズムで前を追った。勝負どころでまさに外から飛ぶように上がっていくと、4角入り口ではもう2番手。抜け出した時にふわっとしたが、鞍上が叱咤(しった)激励すると内から抜け出したアルマヴェローチェをぐいぐい追って鼻差とらえたところがゴールだった。須貝調教師は「早めに抜け出してヒヤッとしたけど、大輔には最短のいいところに出していけと言っていた。理想の競馬でした」と振り返った。
同厩舎はこれで同レース4勝目。このレースからソダシなど偉大な先輩がその後、クラシックに上り詰めたが、「馬は個々に違うから」と師。それでも「今後はオーナーと相談してだけど、無事に春に向かっていければ」と見据える先は世代の頂点。先輩の背中を追う戦いがスタートした。(松末 守司)
◆マジックサンズ 父キズナ、母コナブリュワーズ(父キングカメハメハ)。栗東・須貝尚介厩舎所属の牡2歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算成績は2戦2勝。総獲得賞金は3864万1000円。重賞初勝利。馬主は(有)サンデーレーシング。
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